【湯けむりミステリー】ホテルの部屋に誰かいる!?~香川旅行珍道中編~

●発端

それはそれは酔っていたときの話。

あれはもう4~5年前のこと。島旅と海鮮とやっぱりお酒が大好きな私は、夏休みを利用して『香川県』に一人旅へと出掛けたのである。

香川のうどんの美味しさや小豆島の美しさ・・・語りたいことは山ほどあるのだが、今回は『それはそれは酔っていたときの話』である。

事件は旅行2日目に起こった。

泊まっていたホテルからほど近い繁華街にあるそのスナックは、ここら辺では有名店なのか席数も多く、平日にもかかわらず賑わっていた。

スナックにいたおじさまたちは“遠くから一人旅で来た若い子”ヨシダッテルを可愛がってくれて、たくさんお酒を飲ませ、たくさん歌を歌わせてくれた。

●違和感

鼻歌交じりの上機嫌でホテルに帰り、ベッドにダイブ。ふと目が覚めて室内を見る・・・なんとなく感じる違和感。

なにかが変じゃないか・・・?いや、酒のせいかもしれない。とりあえず顔でも洗うかと、ユニットバスへの扉を開けると・・・

『うわあぁぁぁぁぁぁぁぁ』

バスタブで知らないおっさんが寝てるじゃないか!!尋常じゃない声を上げ、激しく尻餅をつくヨシダッテル。泣きそうになりながら事態を把握しようと努める。

『なな何?!誰だよ?!』

どこを隠すか迷うように、手をバタバタさせ焦るおっさん・・・バスタオルを手に取り、女の子みたい胸から下を隠すおっさん・・・鳩が豆鉄砲を食らったような顔とはまさにこのこと。

2人で顔を見合わせ、お互いに「あ・・・」と気付いたことがある。

『この人、さっきあのスナックで一緒に飲んでた人だ』

●解決

・・・ことの真相はこうである。

  1. そこは少し古いホテルで、おじさん・ヨシダッテルともに鍵を掛けずに外出。
  2. 奇しくも同じホテルの同じフロア(確か隣の部屋だった)に泊まった2人が、同じスナックで泥酔。
  3. 泥酔おじさん、部屋に帰って鍵も閉めずに入浴、そのまま寝落ちする。
  4. 泥酔ヨシダッテル、鍵の掛かっていない隣の部屋を自分の部屋と間違えて入室&即寝・・・
  5. ユニットバスの扉を開いてご対面!

嘘のような本当の話である。

その後、おじさんは「怒鳴ってごめんなぁ」と謝って、次の日も一緒にお酒を飲んでくれました。でもおじさん、謝るのは私です、ごめんなさい。

そんな経験をしたにもかかわらず、おじさんが優しかったせいで←いまだに酔っ払って帰宅しても鍵を掛けていないことが多い私です。


【BIG★BOSS様、皆様ごめんなさい・・・横浜事務所のみんなに心配を掛けた話。】も書きたかったのですが、意外と第一章が長くなってしまったので、また機会がありましたら。

先日朝まで飲んでしまったせいで、いまだに自分のチャリがどこにあるのかわからないヨシダッテルでしたー♪

この記事を書いた人

ヨシダッテル
  • ヨシダッテル ( / )
  • 横浜唯一の女性スタッフ【ヨシダッテル】です!実はわたし…風俗は呼んだことも呼ばれたこともあるんです(笑)。そんな風俗っ子が横浜で毎日楽しい内勤LIFEを送っております。

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