【50歳を迎えて体に異変が】骨折と思ったら、まさかの痛風でした!②

人材開発部の川藤です。
何度か紹介している我が家のニャンコも、定期健診のみでなんの問題もなく何よりです。今回は、前回話した痛風、その間違った認識について書いていきます。

ある日突然、関節が腫れて痛みだします

「痛風=プリン体の多い食べ物、飲み物の摂りすぎ」。自分もそうでしたが、なったことのない方は、ほとんどこの認識だと思います。

広い意味では確かにその通りです。間違ってはいないのですが正しくもありません。

そもそも痛風とは?

尿酸が体の中にたまり、それが結晶になって激しい関節炎を伴う症状になる病気です。

痛風が起きる前に血液の尿酸値が高い状態が長く続き、ある日突然、足の親ゆびの付け根などの関節が赤く腫れて痛みだします。(自分の場合は足の指付け根ではなく甲全体でした)

痛みは本当に激烈で、耐えがたいほどです。

発作的な症状なので、大抵の場合、1週間から10日経つと次第に治まって、しばらくするとまったく症状がなくなります。

また痛風は圧倒的に男性に多い病気です。1992年の東京女子医大の調査では、男性が98.5%で女性はわずか1.5%らしいです。

理由は、痛風の原因である尿酸の血液中の濃度(血清尿酸値)が、男性よりも女性のほうが低いからだそうです。

うらやましいと思いがちですが、一方で女性はリウマチになりやすく、男性はなりにくいそうです。どちらも女性ホルモンが関係しているみたいです。

ビールだけじゃない、お酒全般がアウト

治療法は、医師によって変わってくるでしょうが、基本的には何もないです。自分は痛み止めだけでした。尿酸値が下がれば腫れも痛みも引くとのことです。尿酸値が下がるのに1週間~2週間くらいかかるらしいです。

自分の担当医は「痛風予備軍」だと言いました。今後また再発するかしないかは自分次第だと。生活習慣を見直さないと、いつでも再発する。きちんと生活を見直せればもうならない人もいると。

またビールだけがダメということではなく、お酒全般が良くないと。理由はアルコール飲料を飲むと、尿酸値が一時的に上がり、アルコールが体内で分解される時に尿酸も作られるからとのこと。

ビールはプリン体を多く含んでいるのでよりダメなだけ。どんなアルコールでも体内に入ればと尿酸が作られます。

食べ物も一緒ですが、結局のところ「量」が問題というわけです。

薬で尿酸値を下げることもできますが、何かしら副作用もあります。だから、まずは尿酸値が下がるのを待ち、そのあと上がらないように制限する、ということみたいです。

どれくらいなら飲んでいーのか?

しかし、呑兵衛な自分は、どーしても飲みたい。飲みすぎ、食べすぎが良くないのはわかるが、どれくらいなら飲んでいーのか?

医師と薬剤師に聞きました。

医師:「我慢できなくて、ストレスになるようなら少量(1~2杯)はOK」と。
薬剤師:「私もお酒大好きなので気持ちはわかります。350ml2缶くらいなら」と。

それって飲んだうちに入らないよ。。。

そう思いながらも健康は維持したいので、一日2缶ペースを守っています。

結果、体は健康になりつつあります。酒も弱くなってきてます。ただ美味しいお酒は、今後も飲み続けていきたいので、節制は継続していきます。

今後、グループの社員になる皆様、量は多く飲めませんが、美味しいお酒を吟味して、楽しく飲みましょう。

この記事を書いた人

川藤
  • 川藤 ( )
  • 五反田店スタッフ、埼玉店店長を経て人材開発部に配属となった川藤です。前職がバーテンダーなので、お酒が生活の一部になってます。皆様の研修を主に担当するので、研修後楽しいお酒を飲みましょう。

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