【インフルエンザの病院選び】近所の病院か、遠くの名医か?悩みます

手洗い、うがいは徹底していたつもりでしたが、まんまとインフルエンザにかかってしまいました。その節は大変ご迷惑をお掛けしました。

なんの予兆もなく、気がつけばインフルエンザ

朝目覚めたときにはなんの不調も感じなかったのに、昼過ぎたあたりから、突然具合が悪くなっていました。通常はのどの痛みや、体のだるさなど前兆のようなものがあるのですが、今回はなんにもなく気づくといきなり絶不調でした。

当然ですが、インフルエンザにかかったら、病院に行って診察してもらうことになります。でもこれ、結構ハードル高いですよね。

まず、朝起きるのがつらい。布団から出れない。よたよたしながら布団から出てひと息。今度はストーブの前から動けない。病院に行く準備しなくちゃと思ったまま、気づくと30分経過。着替え歯磨きといった日常の動作がもうしんどい。

なんとか力を振り絞って、準備を整えました。さぁここからが問題です。どこの病院に行くか?

半年くらい前にできた近くの病院にするか、それとも地元では名医と名高い通いなれた病院に行くか、ここが悩みどころです。

近くの病院までは徒歩3分。そして新しくてきれい。しかし、できて間もないので当たり前ですが評判が耳に届かないため、いい先生かどうかはわかりません。すべてが未知数です。

対して通いなれた病院は、徒歩15分くらい。遠いってほどじゃないとお思いでしょうが、9度も熱があると30秒歩くのもきついんです。待合室はいかにも昭和で、なぜかぼろぼろになった『美味しんぼ』が数冊置いてある。きれいで設備が充実しているとはとても言えない。けれど、いつも待合室の椅子が足りなくなるほど混んでます。

通いなれた病院のほうがもちろん安心です。でも15分も歩きたくない。さらにいつも混んでいるから結構待たされるんです。大きな病院でもないのに、1時間以上待つこともザラだったりします。

9度熱で片道15分以上はきつい?

そもそもインフルエンザなんて、診察と言っても基本、鼻に綿棒みたいの突っ込むだけだから、どこの病院でも変わらない(だいぶ暴論かもしれませんが)という思いもありました。

だったら近くのほうがいいんじゃないか、って心が決まりかけていたんですが・・・近くの病院にも懸案事項があります。実は開業当初併設していた薬局が、なぜか早々に潰れてしまっていたんです。

どの病院でも診察が終わったら、今度は薬局に行くことになります。大抵は病院のすぐそばに薬局もあるものですが、近所にできた病院にはない(開業してすぐはあったんですけどね)。となると結局、10分近く歩いて駅近辺の薬局まで行くことになります。だったら、最初から通いなれた病院に行ったほうがいいのでは、と思わなくもない。

もしかしたら薬局まで行かなくても、病院内で薬ももらえるシステムかもしれませんが、裏付けのない賭けにでる気にはなりません。

さぁどうしようか?悩んでいる間に時間はどんどん過ぎていきます。いい加減に決めないと午前の診療時間に間に合わなくなる可能性も。

額を伝う汗は、高熱のせいなのか、それともあせりからくるものなのか・・・タイムリミットが迫るなか、第3の選択肢が頭をよぎります。

午前の部はあきらめて少し寝よう、寝て起きたらいいアイデアが浮かんでいるかもしれない。これは悪魔のささやきです。寝て起きたらいいアイデアどころか、午後の診療時間も終わってるってパターンです。こんな見え透いた罠に乗っかるわけがない、けど魅力的な提案に気持ちが揺らぎます。

気持ちが揺らいでる間に、さらに30分経過。もう一刻の猶予もありません。すぐに出発しなければ。迷っても結論が出ないなら行動あるのみ、ってことで靴を履き、決死の思いで一歩を踏み出しました。

最終的に選んだ病院は?

このときはまだ、どっちの病院にするか決めていませんでしたが、どちらの病院も方向は同じ。覚悟を決めて足の向くまま気の向くまま進めばいい。

最終的にどちらの病院を選んだのかというと、通いなれた信頼できる病院にしました。理由は単純、近くの病院が休診日だったのです。さんざん迷ってたのがバカらしくなりますね。

案の定、1時間以上待つことにはなりましたが、タミフルを飲んで無事復調しました!無駄に悩むより、どこでもいいから、とっとと病院に行っちゃうほうがいいってお話でした。

この記事を書いた人

しめ
  • しめ ( )
  • マーケティング事業部のしめです。仕事以外の時間はほぼすべて猫に費やしています。奴隷のような暮らしを強いられていますが、猫に奉仕する幸せかみ締めてます。ちなみに飼い猫の名前も『しめ』です。

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