系譜を追う

こんにちは!店舗開発部の大庭です。
もう、(ほんっとにもう汗;)11月も終わりを迎えようとしていますが、
皆様はいかがお過ごしでしょうか??

私は変わらず、この業界で日々勉強させて頂いております!

系譜を追う

さてさて、こちらも相も変わらず大好きな音楽を聴いているのですが、
皆様にも好きな音楽ってあると思うんです。
皆様はどんな音楽がお好きでしょうか??

私は、ロックです。ロックが最高です。もう、ロックです。
あ、もちろんそれ以外も好きですが(笑)

音楽だけでなく、どんなものでも通じる部分はあると思うのですが、
私は「系譜を追う」ということをよくしてします。

どういう事かというと、歴史を追うってことですかね。

音楽に関しては、特にロックですが、ロックは進化はせずに
変化を繰り返すという言葉があります。

ロックの歴史はまだ高々6、70年程ですが、その歴史は
ず~~っと借り物の歴史なんですよね。

マディウォーターズ

シカゴ・ブルースの父と呼ばれるマディウォータースの曲
(曲名忘れました)の一節では、ロックをサン・オブ・ブルースと
称しています。

ブルースが早くなるとロックになり、ロックをちょっとポップメロディ
にするとパンクになって、面倒な事をし出すとプログレになってetc

このメロディをギターで弾くと、ピアノで弾くと、コーラスだけでやるとetc

中には、ギターなどの各パートをそのまま使っているいわゆる
オマージュのようなものも沢山あります。

そんな借り物やちょっと姿を変えたものが至る所に表れるのが、
ロックの一面だと私は思っています。

きっかけ

私がロックを聴き始めたきっかけは、学生時代にオアシスを
聴いたことでした。

メロディも、ロックスター然とした感じも最高にかっこよくて
ドハマリしたことを覚えています。

そんな彼らのエピソードでこんなものがありました。

オアシス

オアシスが売れ始めてからメンバーでパブに飲みに行ったとき、
ジュークボックスにオアシスの曲目があり、当時のドラマーが
オアシスの名曲、リブフォーエバーを流したらしいのです。

その時、ボーカルのリアムギャラガーが頭にきて、その場で
ドラマーを殴りつけ、クビにしてしまったと。

(オアシスはメンバーチェンジがよくあったし、ノエル、リアムの
ギャラガー兄弟は良く喧嘩をしてこんなゴシップネタが後を
絶たなかった笑)

でも、なぜリアムは頭に来しまったのか。

リアムはその時彼にこういったそうです。

「こんなハッピーな時はストーンズかキンクスだろ!!」

最初私はワケが分りませんでした(笑)

多分、一般ピーポーレベル(それ以下かも。。。)の私の頭もそう
ですが、多分売れ始めて自分の曲がジュークボックスにある、
しかも酔いも回ってる。

そんな時、たぶん自分の曲をレコードで流してしまうのでは
ないでしょうか。。。

でも、そんなことよりもロックンロールバンドならこういうハッピー
な時は、ストーンズやキンクスを流すんだ。

しかもメンバーをクビにするくらい大事なことなんだ。
そうなのか。。。( ゚д゚ )

んじゃあ、ストーンズってどういうバンド??キンクスってどんな
バンド??そんなことから、私はロックの系譜を追い始めました。

知れば知るほど

知れば知るほど面白いエピソードも沢山ありました笑

ストーンズはマディウォータースなどアメリカのシカゴブルースが
大好きで、それを速いテンポで演奏するスタイルを取っていました。

(初期ストーンズはもはやガレージロック)

売れ始めて、初アメリカツアーの際に窓掃除夫をするマディ
ウォータースを見かけて、皆でマディに「何してるんすかこんなとこで!!」
みたいな勢いで詰め寄って、それがきっかけでマディはレコードが
売れ始めて音楽に専念出来たとか笑

(ブルースは売れない音楽なんですよね。。。)

ストーンローゼス、ポールウェラーなどのUKロックの大御所たちは
ブームが過ぎてからさほど売れては無かったのですが、
オアシスが売れ始めて彼らのファンを公言するようになってから
再注目されて売れ始めたとか笑

ラモーンズは活動中ほとんど売れなかったにもかかわらず、
彼らの影響でピストルズ、クラッシュ、ダムドがパンクをやりはじめて
彼らの方が売れ始めた。

ラモーンズ

それよりも先にやり始めたラモーンズはさほど売上枚数を伸ばす
ことはできなかったけど、後年になって歴史を振り返ると
ラモーンズほど影響力を持ったバンドはいなかったと解散してから
再評価されてロックの殿堂入りを果たしたetc…

今回はロックの話になりましたが、多分何事にも模倣から入る
というのは通じると思います。

私が好きなロックにはこんなエピソードをたくさん聞くのですが、
皆さんのお好きな物にはどういった系譜があるでしょうか??

そんなことを探すのはきっと楽しい事だと思います。

仕事もまだまだ勉強することが沢山あるので、偉大な先輩や
尊敬できる上司の皆さんをまねて、成長していきたいと思っています。

では、また来月お会いしましょう~~(・´з`・)

この記事を書いた人

大庭仁
  • 大庭 仁 ( )
  • 何事も楽しんだ者勝ち!そう思って日々を過ごしております、大庭です。 色々ありますが、自分はこの業界が結構面白いと思います。やっぱり笑えるのが一番ですね!

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