元バンドマンが思い出とともに綴る私的『ギタリスト名鑑』②【洋楽編】

こんにちは、マーケティング事業部のSasamiです。
前回、僭越ながら私の好きなギタリストの紹介をさせていただきました。今回はその第2弾となります!
なお、今回も自分語りをふんだんに織り交ぜながらのご紹介になりますが、最後までお付き合いくださいませm(_ _)m

開いた口が塞がらない!?超絶技巧~John Petrucci~

前回から通算3人目は、『Dream Theater』より「John Petrucci(ジョン・ペトルーシ)」です。

『Dream Theater』はアメリカのプログレッシブバンドで、初代楽器陣全員が名門音楽大学出身という精鋭メンバーにより結成されました。

その中でもギタリストのジョン・ペトルーシは、まさに機械のような正確無比なプレイスタイルが特徴です。その演奏力は常人を超越していて、彼がライブでミスをするとニュースになる・・・なんて囁かれるほどの安定感を誇ります。

反面、そのあまりにも正確なプレイに、人間味に欠けるなんて批判があったりなかったりですが、泣きのフレーズでは感情を揺さぶる叙情的な一面も垣間見えます。

楽曲は変拍子やポリ・リズムを多用した、いわゆるプログレものが主となっています。要は変則的なリズムのノリづらいジャンルで、正直一度聴いただけではよくわかりません。

ただ、彼らの持つ抜群のテクニックと幅広い音楽知識によって、土台がしっかり固まっているためか、そこがまた癖になってしまうのです!

いまだにコピーするのを躊躇するぐらいには難解な楽曲ばかりですが、当時少しでも彼に近づけるよう、シグネイチャーモデルのギターを購入したのを覚えています。

【オススメ楽曲】

  • 「In the Name of God / Dream Theater」
  • 「Instrumedley / Dream Theater」
  • 「Lost Without You / John Petrucci」

変幻自在の超テク・ギタリスト~Guthrie Govan~

次にご紹介するのは「Guthrie Govan(ガスリー・ゴーヴァン)」です。

ギターと生活をともにし、気づけば大学生となった私は、当時音楽大学で作曲を専攻していました。

同じく音楽を学ぶ友人たちとの交流や大学の講義で、今まで触れてこなかったさまざまな音楽を知る機会が増え、新鮮な毎日だったのを覚えています。その中で、出会ったギタリストの一人がガスリー・ゴーヴァンでした!

彼はイギリス出身のギタリストです。ジャズやブルースを基調としながら、ロックやファンク、フュージョンからカントリーまで、とにかく幅広いジャンルを得意としています。

他を圧倒するテクニックもさることながら、通常なら予想し得ない変態的なソロ(誉め言葉)や、オートワウやルーパーといった特徴的なサウンドを多用することでも知られています。

また、往年のギタリストたちのサウンドとプレイスタイルを真似て作った楽曲「Who’s Best?」は、ギタリストならば思わずニヤリとしてしまう完成度となっています!

ジャズやフュージョンなど、それまでほぼ聴いてこなかったジャンルでしたが、彼のそのセンスの高さに触れ、音楽の見識を広げるきっかけとなったプレイヤーです。

【オススメ楽曲】

  • 「Wonderful Slippery Thing / Guthrie Govan」
  • 「Rhode Island Shred / Guthrie Govan」
  • 「Remember When / Guthrie Govan」

機会があればいずれ第3弾も!

さて、2回に分けてお送りした自己満足たっぷりのこの連載。自分で勝手に制約を設けておきながら、オススメ3曲縛りが痛いところでした。

ただ執筆しているうちに、当時のギター熱がまた蘇ってきたような気がします!

今回ご紹介させていただいたギタリストは、ほんの一部ですので、機会があればいずれ第3弾、第4弾と続けていければと思います。

いつになっても色褪せない音楽というのは、やはり素晴らしいものですね。

この記事を書いた人

Sasami
  • Sasami ( )
  • Sasamiです。音楽活動の傍らアルバイトとして入社したのが始まりでした。さまざまなことに携われて日々新鮮です。お酒が大好きで一人呑みにハマっています。

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