元バンドマンが思い出とともに綴る私的『ギタリスト名鑑』①【洋楽編】

こんにちは、マーケティング事業部のSasamiです。
実は私、ここに入社する前は音楽活動に勤しんでおりました。楽曲制作をメインに据え、ギター担当としてバンド活動なんかも行なっていました。
現在でも細ぼそ~と活動を続けている私ですが、今回はそんな元バンドマン(?)が愛したギタリストたちを、当時の思い出を交えて語っていこうと思います!

永遠のギターヒーロー~Michael Schenker~

初めにご紹介するのは『Michael Schenker Group(M.S.G)』の「Michael Schenker(マイケル・シェンカー)」です!

フライングV!クライベイビー!ペンタトニック!ネックベンド!・・・と、各詳細は省きますが、ギターキッズの心を鷲掴みにした数々の手法や奏法を用いたギターヒーローです。

楽曲はハードロック調で、オーソドックスなロック奏法オンリーで攻めたものが多く、正に漢が憧れる王道を行くギタリストです。

1972年より活動をスタート。私は全盛世代ではありませんが、それでもギターを始めた中学2年当時、友人宅で彼のライブ映像を見て稲妻が走りました!

ただモテたい(笑)という不純な動機でギターを始めたそれまでは、洋楽に目を向けることも、ましてや海外ギタリストに憧れを抱いたこともありませんでした。

そんな自分からすると、彼のプレイはすべてが新鮮で衝撃で、そこからどっぷりとギターにハマっていったのを覚えています。

彼は現在65歳ですが、今でも精力的に活動を続けています。2016年よりスタートしたM.S.G歴代のメンバーを集った「Michael Schenker Fest」で魅せるギタープレイは、今でも衰え知らずの圧巻ぷりです!

【オススメ楽曲】

  • 「Into the Arena / M.S.G」
  • 「Captain Nemo / M.S.G」
  • 「Rock Bottom / UFO」

ブラジルが生んだ至宝~Kiko Loureiro~

お次は「ANGRA」「MEGADEATH」より「Kiko Loureiro(キコ・ルーレイロ)」です。

マイケル・シェンカーでハードロックを知った私は、そこからメタル畑の道へ進みました。

速弾きに興味を持ち、練習する日々。母がピアノ講師だった影響を受けてか受けずか、ギターソロには速弾きの中にも美しい旋律を求めるという、実に生意気なガキンチョに育っていました。

・・・と同時に左利きにも関わらず、右利き用ギターを使用していたことで、これまた生意気にも、ある時から演奏の限界を感じるようになっていました。

そんな悩みを吹き飛ばしたのが、キコ・ルーレイロでした!

所属バンドである『ANGRA』や『MEGADEATH』ではHR/HM系のプレイが中心ですが、クラシックの見識も広く、またボサノヴァやジャズなどの幅広い演奏にも長けたオールラウンドなプレイヤーです。

プレイスタイルは非常にテクニカルで繊細です。特徴として挙げられるのは、両手を使ったタッピングと呼ばれる指板上の弦を、指で叩き付けて音を出す奏法に長けている点です。

そして一番の重要ポイントは、彼もまた左利きなのです!幼少時、家には右利き用のギターしかなく、しかたなしに右利き用ギターを使っていたのだとか。

上記に挙げたタッピングが得意なのも、左利きゆえなのではと思います。

当時その事実を知り、同じサウスポーとして希望が湧いたとともに、フレーズやプレイスタイルにとても影響を受けたのを覚えています。

【オススメ楽曲】

  • 「Nova Era / ANGRA」
  • 「Spread Your Fire / ANGRA」
  • 「Dilemma / Kiko Loureiro」

語れば語るほどに尽きない話題ではありますが、今回はここまでといたします。
続きは第2弾で!

この記事を書いた人

Sasami
  • Sasami ( )
  • Sasamiです。音楽活動の傍らアルバイトとして入社したのが始まりでした。さまざまなことに携われて日々新鮮です。お酒が大好きで一人呑みにハマっています。

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