秋の夜長は80’Sロックとバランタイン【高校時代に聴いた思い出の音楽】

横浜エリア、店長のやまもです。すっかり涼しくなり、夕方には虫の鳴き声が聞こえる時期になりました。秋の夜長と言いますが、秋は四季の中で日照時間が一番短くなる季節だそうです。夜長は暦の上では8月の「立秋」から12月の「冬至」までを指すようです。今年の秋は好きなアーティストの音楽を聴きながら、ゆっくり過ごそうかと思っています。

少年たちの城

高校時代、バンド仲間の友人の子供部屋は屋根裏を改築した部屋で、少年たちの城のような場所になっていて、数人で集まってはアナログレコードやカセットテープを持ち込んで、ああだこうだと語り明かしていました。

インターネット、携帯電話のない時代、若者のステイタスは音楽とポパイファッション。音楽の情報は、駅前のレコード店とラジオが頼り。深夜放送のオールナイトニッポン、FMから流れる洋楽に胸をときめかせたものです。

日本ではフォーク、ユーミンを筆頭とするニューミュジックブームの後、斬新なロック、パンクに少年たちは心奪われます。

アメリカへの憧れ

テレビ番組では、小林克也さんがDJを務めるベストヒットUSAから流れるプロモーションビデオに釘づけでした。

拳を振り上げ、パワフルな野太いハスキーボイスで「ボーン・イン・ザ・USA」を謳うブルース・スプリングスティーン。彼に憧れ、ネイプルのテレキャスターを購入。アルバム「青春の叫び」はテープが擦り切れるほど聞いたものです。アメリカに憧れる少年の出来上がりです。

次なる衝撃は「シンクロニシティー」のポリス。美しいサウンドの中に秘められたポリシーやセンスは、分からないながら心動かされるものがありました。

アイルランドという独特の国がらから生まれたU2。世界的なヒットとなった「ヨシュア・トゥリー」はバイブルのようなアルバムでした。

思い出のバランタインを片手に・・・

日本のバンドでは石橋凌さんの率いるA.R.B。文化祭のバンドステージでは何組ものコピーバンドが演奏していました。先述の友人たちと組んだ私のバンドも御多分にもれず「魂こがして」を激コピーしたものです。

友人たちと入手した新しいバンドを持ち寄っては集まっていました。ボーカルだったN君が聴かせてくれた甲斐バンド。「おまえのすきな酒の名・・・・呼んでみる」と謳う「バランタイン」というなんとも切ない曲があり、田舎の町には売ってないお酒で「いつか飲みたいね」と曲をしみじみ聞きながら話したものです。

今夜は、バランタイン片手にスプリングスティーンの「ネブラスカ」を聴きながら秋の夜長を楽しみたいと思います。あの頃の仲間たちに想いを馳せつつ。

この記事を書いた人

やまも
  • やまも ( / )
  • タレントのマネジメント業から転職、ドライバースタッフを経て、入社5年目の店長就任。新たな気持で取り組んでいます。チャンスはここにあります!横浜で一緒に夢を語りましょう。

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