【47都道府県ご当地名物完全制覇】愛媛県松山旅行③～絶品！三津浜焼き～

【愛媛県松山旅行②】の続きになります。

いよいよ待ちに待った「三津浜焼き」

到着すると「お好み焼き」と大きく書かれた、なんともこじんまりな一軒家風のお店が。ここが目的の『日の出』さん。もっと華やかなイメージを持っていましたが、流石に50年の歴史、何かこだわりを感じる佇まいです。

友人Aに連れられ、お店に入るとこれまたビックリ！！大きな鉄板の後ろに店主が立っていて、その鉄板の前にお客様が1名座っています。3席しかない鉄板の前の席は、どうやら店主が目の前で焼いてくれる特等席。

他は店内にいくつかテーブルがあるという、本当に内輪で営業する小料理屋みたいな雰囲気。食べログなどでも評判の人気店なのに、こんなにもシンプルな店構えというのは不思議な感じがしました。

その鉄板の前に座れる残りの2席を友人Aが予約してくれていたようです。さっそく席に座って軽く店主と挨拶。まずはセルフのビンビールを注文して、店主を含め3人で乾杯。

友人Aから店主の紹介を受けると、早速店主は私達の目の前で「三津浜焼き」を作りを始めます。まず、台といわれる麺選びからなのですが、中華そばかうどんかを選びます。

私達は順当に中華そばを選びました。作り方や見た目は「広島焼き」と似ているのですが、中華そばを味付けして炒めてから、生地に乗せる焼き方がこの「三津浜焼き」の特徴。

おいしそうなソースの良い香りが漂うなか、無言で焼き続ける店主をじーっと見つめ、今か今かとセルフのビールを飲みながら、できあがるのを待ちました。

焼きあがっていく様をしみじみ見ていると、何か不思議な具材が入っていることに気がつきました。なんと具材としてちくわが入っているではないですか！牛肉とキャベツもたっぷり！！

よだれを垂らしながら待つこと数分、2人前のそば台付き肉玉ができあがりました！早速アツアツのお好み焼きをいただきましたが。。。やばかったです。これは本当においしい！

大阪で初めて食べたお好み焼きも感動しましたけど、これは最近食べたもののなかでも大ヒットのお味でございました。

2人であっという間に平らげ、店主に挨拶してお店を出ました。正味1時間くらいしかお店にいなかったと思います。

お店近くには小さなスーパーがあり、飲み足りない（？）2人は数本の缶ビールと軽いつまみを購入し、近くを散歩することにしました。

なんとなく海を目指したくなり、近くに山口県の柳市行きのフェリー乗り場があるとのことで、そこに行ってみることになりました。（別にフェリーに乗るわけではないのですが。。。）

付近の景色を眺めながら、スーパーで買ったビールを片手にゆっくりと歩き始めました。ほろ酔い気分で、潮風にあたりながらの気楽なこの感じ。悪くないです。

市場に隣接したフェリー待合所みたいなところで少し休んだあと、タクシーで松山市の繁華街へ繰り出すことにしました。