【寝袋と釣竿を背負ってバイクで北海道旅行】どこまでも続く平原の向こうへ

横浜エリア、店長のやまもです。

北海道一周旅行

何度かブログで書かせていただいていますが、例年、初夏に釣りの旅で北海道旅行をしています。

実家は関西でしたが、農学部への進学を決めた私は札幌に住んでいました。大学は広大な牧場の中にあり、まさに北海道という感じで、在学中の4年間道内各地を旅して過ごしました。

1年生の夏休み、北海道一周旅行を計画。寝袋と釣竿を背負って、実家から持ってきたバイクにまたがり、札幌から一路、東を目指して出発です。

空港のある千歳を経由して、漁港として有名な苫小牧へ。海沿いの一本道をひたすら走り、また走り、えりも町に到着。森進一さんの「えりもの~」を口づさみながら、バイカー用の休憩小屋を見つけたけれど寒い。夏とは言え北海道の夜は結構冷えます。明日からは宿にしなければ・・・

東京からというバイカーのおじさんとビールを片手にバイクと北海道話で盛り上がりました。

アイヌコタンを観光

翌朝、帯広を目指して、牧草地帯が続く平原の一本道を快走。北海道は信号がほとんどなく、まっすぐな道が続きます。地平線というものを初めて見たのもこの旅でした。

帯広でラーメンを食べて、目指すは釧路から阿寒へ。湖畔の民宿に宿をとり、現地の方が木彫りのお土産物屋や踊りを披露しているというアイヌコタンを観光。

この頃、阿寒湖畔は温泉街として大変賑わっておりました。本州の人々が北海道へ移住するはるか前から続く、アイヌ文化は学生ながらに何か感慨深いものを感じました。アイヌ文化の成立13世紀、鎌倉時代の頃とされています。ホリの深い顔立ちの美しい娘さんの舞踊は印象的で、今も胸に残っています。

大自然の中でフライフィッシング

旅の楽しみの一つはフライフィッシングでの釣り。このために北海道の大学を選んだところもあったりします。

今もそんなに変わらないですが、30年以上前は、さらに自然が手つかずの状態で、どこの川で釣りをしても綺麗なニジマスやヤマメが釣れました。

道路脇の小さな小川、湖の流れ込み、日がな一日を釣竿片手に大自然の中で過ごす。釣り人にとっては夢のような楽園での時間です。この頃の想いが強く、今でも前述の年一釣り旅行が続いています。

釧路を後に、知床半島を目指します。近年は世界遺産に指定され、観光地としての注目をさらに集めましたが、この頃もヒット歌謡曲の影響もあり、華やいだ町でした。

いろいろあって結局知床には1か月滞在することになるのですが。この続きは、また次回のブログにて綴りたいと思います。

バイクにもすっかり乗ってないですが、来年の夏はアメリカンを購入して、あのどこまでも続く平原へ。あの頃の風は今も感じられるだろうか。

この記事を書いた人

やまも
  • やまも ( / )
  • タレントのマネジメント業から転職、ドライバースタッフを経て、入社5年目の店長就任。新たな気持で取り組んでいます。チャンスはここにあります!横浜で一緒に夢を語りましょう。

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