【休日グルメ】老舗の蕎麦屋でいただく一日限定20食の『田舎せいろ』!!

メディアでも評判の名店

私の住んでる地域の近くにある蕎麦屋は新進気鋭の若手蕎麦職人が店主で、蕎麦はもとより料理や肴にも力を入れています。こちらの主人は蕎麦打ち一筋のベテランです。創業は昭和55年と言うから、この地で30年以上商売を続けていることになります。もはや老舗と呼べる蕎麦屋です。

お店の外からは入り口とガラス張りの部屋があり、外から店主さんが、お蕎麦を打たれているところが見えます。家から車で10分くらいの距離にあるのお店なので、よく前を通ると蕎麦を打っていらっしゃる姿をお見かけしますので、一目でお蕎麦屋さんだと分かります。。。こちらは、駅より15分ぐらい歩きますので、なかなか行きづらいのが難点ですが、それでもいつも賑わっています。

初めは何も知らずにお蕎麦を食べたいと伺いましたが・・・成城学園、祖師ヶ谷大蔵でおいしい店としてテレビなどに出ることが多く、榊原郁恵さん等が「おいしいです」と宣伝されていた名店だとあとから分かりました。

店内はこじんまりとした民芸風のたたずまい。奥は簡単なお座敷になっていて落ち着きます。

まずは「天ぷら盛合せ」を注文

先日は比較的お店がすいていたので、ゆっくり頂く事ができました。毎回こちらの蕎麦を食す前は完全呑みスタイルで挑みます。まずは考えることなく「天ぷら盛合せ」を注文。内容はまずまずの大きさの海老2本に、野菜は茄子・南瓜・ピーマン。

壁の掲示によると胡麻油で無く、綿実油で揚げているとのこと。そのため色も味わいもあっさりとしており、揚げ上がりもカラッとでは無くフワッとした、町場の「蕎麦屋の天ぷら」です。天つゆは付かず、小皿に添えられた塩で頂きます。

ほど良い頃合いでビールが空になり、お酒をもらおうと花番さんに尋ねると、銘柄は一つで「癇」にするか「冷酒」かの二択しかないとのこと。いつもは焼酎をがぶ飲みする私ですが、こちらではやはり日本酒を頂いてます。

今回は冷酒でお願いしましたが、出て来たのはまさに「コップ酒」です。。。しかし色は淡い琥珀色で、一口含んでみると何とも奥深い味がしました。

慌てて銘柄は何かと尋ねてみましたが、愛知県産の「特選原酒」という事だけで、詳しくは秘密とニコニコしながら仰ってました。やや甘口ですが、どっしりとした厚みのある味わいからして、「蓬莱泉」「長珍」といった名前がよぎります。

肴に「板わさ」でも追加しようと思いましたが、天ぷらに付いていた塩をなめながら、いつしか飲み干してしまい、連れに睨みを利かされました。。。

香りものど越しも良くて素朴な味わい

さぁ、メインのオーダーです!!今まで頂いてきたものは、「おろしそば」や「山菜そば」、「せいろそば」、「鴨せいろ」などの冷し類のほかに、「山菜のてんぷら」などなど。かなり通いつめております。いろいろなメニューがありますが、私のお勧めは断然一日限定20食の「田舎せいろ」です!

挽きは少々粗めで色は黒っぽく香りは十分。太めの平打ちでやや切り斑も目に付く、いかにも「田舎そば」といったスタイル。

しかし素朴な味わいが店の雰囲気にマッチして、何とも言えない心持ち良さを感じさせてくれます。お蕎麦は香りものど越しも良くてとても美味しいです。。。お値段も手打ちにしては、リーズナブルです。

こちらのご主人は「足利一茶庵」の蕎麦打ちスタイルとのこと。その証として奥の座敷の正面には、大分煤けてはいますが「友蕎子 片倉康雄氏」の書が飾られています。

独立からかなりの年数を経て、仕事の面で「一茶庵」を忠実に引き継いでいるかは分かりませんが、蕎麦打ちに対する真摯な姿勢はとても伝わります。気になった方はぜひ行ってみて下さい!!

ここまでくだらないお話にお付き合いいただきましてありがとうございます。当グループは、しっかり働き、しっかり休める環境が整っている楽しい職場です。一緒に楽しみながら頑張りましょう!!

この記事を書いた人

誠橋本
  • 橋本 誠 ( / )
  • 全くの異業種から飛び込んできてあっという間の1年が経とうとしています。橋本 誠と申します。経験を活かせる方、新たにチャレンジされる方、魅力ある会社ですから是非飛び込んできて下さい!!

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