【偶然か必然か…?】あの日のギターが呼び寄せてくれた旧友との再会②

人材開発部の川藤です。
最近禁煙しました。年齢も年齢なので、やめようと思っていたのですがやめられず。ただ、健康の事を考えると。。。今度ブログに書きたいと思います。

結局、ギターは預かることに

今回は前回の続きです。

友人Mから受け取ったギター、当たり前ですが売るなんて出来ません。機を見て返そうと思っているのですが、時間がかかりそうです。

いいギターですし、コンディションを維持するには日々弾いてないといけません。しかし自分は弾けないので困りました。

そこで思い出したのが、Mとは面識のない仲間のTです。Tもプロを目指してたギタリストで、今は自営でデザイナーをしています。普段から仕事の息抜きにギターを弾いていると聞いていたので、連絡を取って会いに行きました。

自分「Tにお願いがあるんだ。ちょっと訳ありで、このギターしばらく預からなくちゃいけないんだけど、弾いてないとダメじゃん。俺弾けないから代わりに時々でいいから弾いてくれる?」
T「ギブソンのレスポールなんだ。う~ん、すごい使い込んでて持ち主の魂を感じるね。思いが強いから何かやだな」
自分「そんな事言わないで、たまにでいいから弾いてくれ。俺も困ってて頼めるのお前だけなんだよ」
T「わかった、預かるよ。ただたまに手入れする程度しか出来ないよ」
自分「それで十分、助かるよ」

とりあえずこれで一安心。しかし、いつ返せるかはわかりません。

この少し後、Mは就職して結婚しました。結婚式には彼のバンド仲間も多く出席し、新郎Mも演奏しました。もちろん違うギターで。。。

数年がかりでギターはMの手元に

それから2年後、Mから連絡がありました。

M「あのさ、ギターって売っちゃった?ギターはいいんだけど、ギターケースあったら返してもらえるかな?最近趣味でバンド組んだんだよね」
自分「何言ってんだよ、ギターごと持っていけよ。今俺の友達が手入れはしてくれてるから、問題なく弾けると思うよ。じゃあ今度持っていくな」

後日ギターは数年かかりましたが、Mの元に返すことが出来ました。その間、面倒を見てくれたTに感謝です。

月日は流れ・・・

この辺りからMとは頻繁には会えなくなり、年1回正月休みのどこかで飲める日を作るのがやっとでした。Mは飲食店の社員を辞め、独立して車の屋台で彼の地元秋田県名物「横手焼きそば」を売る事を始めました。

さらにM、Eが引っ越しをしてしまい、自分も正月が仕事になってしまう事が多く、ここ5年くらい連絡が途絶えてしまってました。

2年ほど前に自分も結婚しましたが、籍を入れるだけでしたのでわざわざ連絡する事もしませんでした。そんな矢先にEから久しぶりに電話が、何とMが板橋の方に出店したらしいと。そして、その場所はTの事務所のすぐ近所、これは偶然か必然か・・・?

次回で久々の再会となります。

この記事を書いた人

川藤
  • 川藤 ( )
  • 五反田店スタッフ、埼玉店店長を経て人材開発部に配属となった川藤です。前職がバーテンダーなので、お酒が生活の一部になってます。皆様の研修を主に担当するので、研修後楽しいお酒を飲みましょう。

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