【スーツを自作!?】一般人が仮面ライダーだった時のお話の巻~中篇~

ちょっとタイトルから離れるのですが、ブログを投稿する時は画像などを別部署のスタッフ様にお願いしてご用意していただくことが多くてですね。大変親切菩薩設計ですよね・・・マジでありがとうございます・・・
ほかの皆様はクールな日常やら、家族愛サービスやら、保証充実!寮制度完備!スタイリッシュ風俗アクション!プチャヘンザ!みたいな記事を書かれていらっしゃる方が多いので、画像も当然粋なセンスあるものになっているのですが。(いや求人ブログだからね・・・当たり前ですね・・・)
僕の投稿記事を見返してみると、いろいろとつらいネタが多すぎて、おおむね顔を合わせたことがないであろうスタッフの皆々様が、仮面ライダーやガンダムの画像をモアイのような真顔で用意してくれているであろうところを想像すると、顔から火が出そうですよね。フゥー!
前回の記事もファイズの画像あんなに用意してくれちゃって!!ありがとうございます、すいません!!(平身低頭)悪い、やっぱつれぇわ・・・

一般人がヒーローになろうと思ったら?

さて、厚顔無恥スタイルで、仮面ライダーコスプレ話の続きをやっていくわけですが、夜中の妄想変身遊びも食傷してくると、いよいよスーツをまとって仮面ライダーになってみたい!!と思ってしまうわけです。

リアル路線でいうところの「外の人」である俳優になるのには、年齢と演技力と顔面偏差値が足らず、「中の人」であるスーツアクターになるのも年齢と身体能力がガバガバに足りなかったので(なんならライダーキックとともにアキレス腱断裂しかねない)、そちらは一瞬であきらめがつきました。

だがしかし、要は着れれば良かったので、一般人が現実的にヒーローになりたいと思ったら、とりあえずコスプレをする、そのガワを作るとこに発想がいったわけなんですよね。しかし、それもそれでまた大変な道でした。

仮面ライダーのスーツというのは、いわゆる昭和ライダーの時代までは、もともとがジャージを改造したような形状だったりもしたので、(マスク以外は)比較的簡易に布で作ったりもできました。(それでも大変ですが・・・)

しかし、僕が好きだったのは平成ライダーと呼ばれる2000年代以降のものだったので、スーツも布ではなく、FRPという強化プラスチックなどを用いた装甲みたいなものがメインになっておりました。なんなら鎧作るような感じに近いのです。

それゆえクオリティの高いものを作ろうとすると、やたら敷居も高く、人気も需要もありそうなジャンルの割に、コスプレをしている人は多くありませんでした。

お手本はあっても作業の手順の資料があまりないという苦行。でもわしゃ平成ライダーのほうになりてぇんだよ!と、ワケがわからないなりに、ライオンボード(別名:リアラボード、ソフトボード 柔らかい板状素材)と格闘したのが始まりでした。

2.5次元ゆえのしがらみ

そんな苦労して作ろうとしなくてもスーツを買えばいいんじゃないの?と思ったアナタ。それはダメなのです。NGなのです。

「コスプレ」というくくりそのもののお話でもあるのですが、巷に溢れるアニメや漫画や二次元キャラなんかの版権コスプレをするだけでも、実は著作権侵害の可能性というものが付き纏うものなのだとか。

細かいところは省きますが、今一般的にコスプレイヤーさん達がコスプレしたり、衣装の販売・購入などもできているのは、版権元であるメディアの方々が半ば「黙認」しているかららしいのですよ。

これはファン活動であるのが明白なのと、そういったものを取り締まってしまうより、見逃したほうが、原作の人気活性化にも繋がりうんぬんかんぬんと、まあ、いろいろあるからのようです。実質お目こぼしがあるからゆえ、成り立っている世界のようです。そんな詳しいわけじゃないからググってね。

で、そんな感じで、ただコスプレするだけなら、買おうが売ろうが特に問題ないことがほとんどな世界なのですが、こと「仮面ライダー」や「ウルトラマン」といった、いわゆる2.5次元みたいなものは、なんせもとも実写なので、コスプレでも場合によっちゃ本物になりかねないという問題がありまして。

そういういろんな兼ね合いがあって版権元が厳しいのです。作って楽しむただのコスプレ活動ぐらいは割合許されるのですが、それを売ったりショーをやったり、お金の絡むものになってくると「ゆ゛る゛さ゛ん゛!!」と、『仮面ライダーBLACK』の倉田てつを氏ばりに襲撃してきかねません。

版権元もヒーローショーとかで利益を得ているので、同じようなことでお金を稼がれたら商売あがったりでしょうから、まあ仕方ないところ。トーシロはCSM(コンプリート セレクション モディフィケーション)の変身ベルトで満足しとけやぁ・・・というところでしょうか。

え、でもオークションサイトとかでスーツ見かけた?ヤバイ案件だから触っちゃダメだぞ

数々の困難を乗り越えて

話がそれましたが、ともあれ、そういう入手のメンディー(面倒)なものを、それなら自作しようといじりはじめ、実家の地下室がショッカーの実験室みたいになりつつも、それなりに人に見せられるようなものになってきたのは、少々お先の話・・・

しかし、完成したら着たいもの。そして着たら見せたいもの。着るほうもまた作るのと同等に、いろいろな大変さがありましたとよ。

次回は実際「変身」したあとのエピソードをお話ししましょう!

~open your eyes for the next φ’s~

この記事を書いた人

モツケン
  • モツケン ( / )
  • 埼玉エリア新人のモツケンです。入社後一人前を目指して日々、格闘しております。入社後も実感出来るほど、良い意味でこの業界らしくないクリーンな職場です。仕事も家庭も重視する貴方は是非!

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