バイク購入までの長い道のりにゴールが!【川藤の趣味への道⑤】

人材開発部の川藤です。
冬だと思っていたら花粉の季節になりましたね。かれこれ20年以上花粉症ですが、最近は体調が良いせいかあまり症状が出ません。このまま一生感じないといいのですが。。。

シリーズものになってますが、今回ようやくバイク購入です。うーん、乗りたくなってきた!

自分の知らない所で

前回話に出てきた広尾のバイク屋で、友人Kとオヤジさんの話。

オヤジ「そういえば、川藤さんてバイク買うの諦めちゃったかな」
友人K「今お金貯めてると思うよ。何で?」
オヤジ「いや前に試乗してもらったのが、経費で50万くらいかけてメチャクチャ状態が良くなったんだよね。出来たら川藤さんに乗ってもらいたくてね」
友人K「あ、言ってたゲーム会社のやつだ」
オヤジ「そうそう、エンジンばらす所撮りたいっていうから、うちの弟(メカニック)が手掛けて50万かかるぞって言ったんだよ。そしたら二つ返事でOKだって。ばらすついでにスゲー整備しちゃったんだ」

50万円の整備

当時グランツーリスモのバイク版みたいなものの開発があって、ゲーム会社が色々なバイクのデータを集めていたそうです。旧車は専門の店にしか実物がないので、オヤジさんの店に依頼があったのだと。しかもプロモーション動画を撮るのに、エンジンを分解して整備をしたらしい。

友人K「でもこの間B’zのI葉さんに売るとか言ってなかった?そうじゃなくてもその整備分を乗っけても買いたい人たくさんいるでしょ?」
オヤジ「そうなんだけど、こんなに状態が良くなったらコレクションする人には売りたくないんだよね。川藤さんだったら絶対乗ってくれるでしょ」
友人K「まーね、頭悪いから通勤に使うって言ってるくらいだからね」
オヤジ「それでいいんだよ。バイクは飾るものじゃないんだから。川藤さんに安く売りたいんだよ。でもローン通らなかったからね」
友人K「そしたら俺が買ってやるよ。月々俺に支払わせれば乗れるじゃん」
オヤジ「Kさん恰好いいね」

皆に感謝

後日このやり取りを聞きました。いくら仲良くてもそこまでしてもらうのは違うと言ったのですが、Kさんも頑固で引きません。結局Kさんが保証人でローンの審査を通す事になりました。

そして無事、審査が通りました。

自分 「Kさんありがとう!まさかこんなに早く乗れるとは思わなかった」
友人K「よかったじゃん、いつツーリング行く?」
自分 「とりあえず乗ってから考えよう」

こうして‘Kawasaki 900 Super 4’通称Z1が自分のバイクになりました。

始めにローンが通らず諦めたはずが、オヤジさんの心意気で、普段絶対割引しないのに自分には安くしてくれ、消耗パーツも新品にしてくれました。色々と相談に乗ってくれ、店を紹介してくれたUさん。そして何より友人Kさんの手助けで手に入れた最高の宝物。

ここから楽しい趣味の生活が始まります。

この記事を書いた人

川藤
  • 川藤 ( )
  • 五反田店スタッフ、埼玉店店長を経て人材開発部に配属となった川藤です。前職がバーテンダーなので、お酒が生活の一部になってます。皆様の研修を主に担当するので、研修後楽しいお酒を飲みましょう。

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