【彼はゲイ?私はパンセク??】セクシャリティを扱う会社のセクシャルなお話

【LGBT】という言葉もわりと常識になってきた昨今。『性』を扱うお仕事をしていながら、『性』について深く考えることがなかったワタクシ・・・このたび、『性』に関して考察する機会を得ましたので、ここに記したいと思います。

セクシャリティについて考えさせられた出来事

先日のお休みは、サックスのレッスンがキャンセルになってしまった上に、行きつけのお寿司屋さんも臨時休業。二日酔いもしてるし、ゆっくり寝てるかーと、家でゴロゴロしていたそのとき・・・彼はやってきました。

これはワタクシ、ヨシダッテルと【FTM】の彼との3日間限定の同棲生活のお話です。
※注:【FTM】とはFemale to Maleの略。生まれながらの性は女性だけど、男性として生きたいと思う人のこと

~呼び出しは突然に~

滅多に鳴らないLINE通話が鳴る。あまり馴染みのない名前・・・誰だっけと記憶を辿りつつ通話ボタンを押すと、聞こえてきたのは男性というには若干高いちょっとハスキーで色気を含んだ声。

電話の主は先日、馴染みのお寿司屋さんでご一緒した彼だった。彼は臨時休業であることを知らずに、件のお寿司屋さんへ足を運んでしまったそうだ。

場所は中心街に戻るにも、すぐにリカバリーするにも微妙な住宅街・・・そこでワタクシを思い出しくれたようで、「近くにいい店はないか」と電話をくれたのだった。

ワタクシは二日酔いで万全とは言えない身体を引きずって、彼に会いに行ったのである。

彼は都内でフリーランスのWEBデザイナーとして働いており、何かにつけてセンスが良かった。お酒やお料理が来たときのお客様に対するリアクション、漫才コンビ「千鳥」のノブを思わせる例えツッコミ・・・

いや、っていうかそんなの云々じゃなくて、普通にイケメンで控えめながら香水がこれまたいい匂いだったから、もうホント、ハートは最初から掴まれっぱなしだった。。。(笑)

~目が覚めたら知ってる天井、だけど・・・~

前回は、目が覚めたら知らない天井、ラブホから出勤だったワタクシ・・・同じミスは犯しません。今回はちゃんと自分ちの天井でした。だけどっ!!隣には彼がおりました・・・

・・・これはどういう状況なんだろう。ただでさえ複雑な状況だったが、普段は意識しないセクシャリティ問題が事態をより複雑にしていた。

~大事なのは気持ち、ほかのことなんて考えられない~

まあそんな複雑な朝から3日間、ワタクシと彼は一つ屋根の下で暮らしたのである。彼に作ってもらった朝ごはん(ひさしぶりに朝食を摂った)。生まれて初めて食べたクロックムッシュ(ひさびさの手作りごはん)。

「おかえり」という言葉の響きに心が震えた(一人暮らしが長すぎて誰かのぬくもりに飢えまくってました)。

~もう好きに性別なんていらなくない?~

そんな甘い3日間を過ごしたワタクシ。もう好きに男とか女とかトランスジェンダーとか関係なくない?と思ったので、その胸の内を抱えながらネットを彷徨っていたら・・・【セクシャルマイノリティ】を特集した記事に出会いました。

セクシャルマイノリティにはLGBT以外にもいろいろと、ポリセクシュアル、スコリオセクシュアル、アブロセクシュアル、デミセクシュアル、 デミロマンティックなどなど・・・あるのですが、これ私やんって思ったのが・・・【パンセクシュアル】・・・

パンセクシュアルとは、好きになるにあたり、そもそも相手のセクシュアリティを条件としないセクシュアリティを指します。

これでした!そっか、ワタシ、バイじゃないんだ!パンセクシャルなんだって腑に落ちた瞬間でした。

ちなみに横浜事務所でゲイ告白をしているK君は、ゲイではなくて、ホモロマンティック(性的指向は向かないけれど、恋愛指向・恋愛感情が同性に向く人のこと)であることがわかりました。


長々とセクシャルについて語ってしまいましたが、あくまで彼とはプラトニックでしたのでご安心ください(笑)

この記事を書いた人

ヨシダッテル
  • ヨシダッテル ( / )
  • 横浜唯一の女性スタッフ【ヨシダッテル】です!実はわたし…風俗は呼んだことも呼ばれたこともあるんです(笑)。そんな風俗っ子が横浜で毎日楽しい内勤LIFEを送っております。

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