性ホルモンの働きを恋愛ストーリー風に解説します~Part5

前回に引き続き、ホルモンの動きを恋愛映画のストーリー風に解説してまいります。

【そして仲直り・・・】編

ホルモンによる恋愛モードが終わった後、愛を深め、維持するためにできることとはなにか?

自分は愚かで残酷な人間でした。本当にゴメンナイと謝るシャアを許したララァ。再びのセックスの後、見つめ合い、語り合う。これ以降、二人はビジネス抜きでデートを重ねるように。

この時、二人からテストステロンにドーパミンにエストロゲンにPEAがドバドバと。で、事が済んでベッドに並んで横たわり、身の上話をするララァに「君は特別な女性だ」と囁くシャア。

二人の脳の中にはオキシトシンが充満し「お腹の底からこの人好きだって感じるわ~」と、しみじみ愛情を確認してます。

ま、言葉にこそ出していませんが、ホルモンは正直、カラダも正直。ついでに鳴りを潜めていたセロトニンもやってきて、

「あ~、縁側で緑茶を啜っているような、こうゆう落ち着いた状況好き。恋愛の醍醐味なんだろうけど、ヒリヒリしたり不安になったりするの、もうやめません?」

すっかりリラックスモードに。これでひとまず恋愛成就。無事にハッピーエンドと相成る。

人類は知恵と工夫で愛情を維持できる!

いかがでしたか?当てはまる事も多々あったのでは?

さて、問題はその先の話。何度も言うように、生物はずっと同じパートナーに恋し続けることができないようになっています。恋愛中に乱高下を繰り返し、パニックに陥っていたホルモンたちも沈静化。卵子の数に限りがある女性ならまだしも、無制限の男性は目の前の目標をクリアしたら、また次の標的へと走りがち。

恋愛を経て関係が安定化している状態は、ホルモンよりも大脳新皮質の理性が作り出します。

スキンシップでオキシトシンが増えることが分かっているなら、自分から相手に触れる機会を増やす。
お互いの性ホルモンを活性化させるために褒め合う。
そうした脳の仕組みを理解して、互いに接していくことが重要なのです。

放っておけば恋愛は3年で終わりを迎えるかもしれない。でもヒトには他の生物にはない大きな脳が備わっている。知恵と工夫で一生愛情を維持できる可能性は十分あるってことなんです。いや~、でも恋愛って本当にいいもんですね。

Closeup of bride and groom holding hands

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この記事を書いた人

キャスバル兄さん
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