【諸葛亮孔明の出師の表】これを読んで涙を流さない者は忠臣にあらず

夏真っ盛り、夏本番、毎日30°オーバーでぐったり、ひきこもりの太田です(>_<)

暑い夏の休日は読書が最適!?

最近、自宅にいてもあまりする事がないので、休日にはもっぱら読書をしています。。。元々、司馬遼太郎や吉川英治を最近では宮城谷昌光を好んで読んでいます。

そこで突然ですが、歴史好きな人もそうでない人も感動する本(または文章)をこれからご紹介して参ります(*^。^*)

三国志編

名文中の名文、古来よりれを読んで涙を流さないものは忠臣にあらずと言われる名文です。

『諸葛亮孔明(しょかつ・りょう・こうめい)の出師(すいし)の表(ひょう)』

当然原文は漢文で長く読むのが大変ってか、読めません(-_-;)

そもそもの時代背景から大まかに説明します!

紀元前222年頃
※日本は「神武天皇」ってか、神話的な頃なんですね~

劉備(人名)が蜀(国名)、孫権(人名)が呉(国名)、曹操(人名)が魏(国名)を手に入れ三国鼎立。
※「魏」は、小学生の頃に習う「魏志倭人伝」の魏のことですね^^しばらく三つ巴の争いが続くのですが、劉備の軍師(参謀)諸葛亮孔明が南方に征伐する際に、書いたとされるものです☆

「出師の表」とは

「出師」 と 「表」に分かれます。「出師」は軍の総帥が出陣することを意味していて、表とは、文章、文書を提出する事をあらわしています。

出陣する際に軍の総帥が皇帝に宛てたお伺いの文書というのが元々の意味で、この文章そのものが必ずしも孔明の事を意味するのものではないのですが、孔明の出師の表が有名になり過ぎたため、「出師の表」=「孔明」と世間一般では認識されるようになりました。
 

そのまえにあまり興味のない方は、、、新章突入!
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で、、、その内容というのは・・・

<漢文>
出師表
諸葛亮
漢丞相亮、率諸軍北伐魏。
臨發上疏曰、
「今天下三分、益州疲弊。」

<訳>
漢の丞相(じょうしょう)亮が諸軍を率いて魏を攻撃することになった。
出発にのぞんで、天子に文書(=出師の表)を奉り、こう申し上げた。
「今、天下は三分し、わが益州は最も疲弊しております。
まさに危急存亡のときであります。

と、出陣にあたっての前置きとして、現在の国の状態を憂いてなんとかしよう、なんとかします!といった事が伺えます。

今回はちょっと長くなってしまったので、次回はもう少し突っ込んでやっていきます!

この記事を書いた人

宏大田
  • 大田 宏 ( / )
  • 東京の気候に慣れない生粋の道産子!?です!座右の銘は「目前に急務があるわけだから、まずそれを片付けよう。夕食の用意ができてもいないのに、明日の朝食について論じても始まらない」

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