人を褒める~成長~

チンパンジー

皆様こんにちは。埼玉スタッフの小林です。
今回は「人を褒める」をテーマにお話ししたいと思います。

「人に褒められる」ということ

人は誰でも褒められると嬉しいものですよね。
日常や仕事、さまざまな分野で「人に褒められる」=
自分を認めて貰える喜びを感じる事ができます。

しかし仕事の分野でただ褒めているだけでは「仕事をした感」は
あまり感じません。

上司と部下の関係であれば、一般の人は部下の足りないところを
自分が埋める(自分がやる)ことで勝手に「仕事をした感」をもとうとします。

しかしそれは仕事をしたことにはなりません。
迷っている部下を「間違いじゃない、それでいいんだよ」と言ってやる
ことが立派な上司の仕事です。

「どこができていない」のあら捜しをするのではなく、「どこができているか」
を見つけて褒めてあげることです。

たとえば100ある仕事のうち、できているところは1個です。
99は出来ていません。

できていないところを言うのは簡単です。
出来ていることを見つけ、ちゃんと指摘をしてあげると、本人がそこを
意識してそれが成功に繋がっていきます。

一般の人は結果を褒めて、結果を叱る

叱る

一般の人は結果を褒めて、結果を叱ります。
100あるうちの1個しかできていなければ、当然結果にはつながりません。

結果を褒めようと思ったら、永遠にその人をほめることができません。
優れた上司は、結果も大切ですが、その結果に繋がった努力を
褒めるのです。

でも実際は、結果を出した時にも「あまり調子にのるなよ」と難クセを
つけるのが一般の上司。

嫉妬と自分の仕事がなくなるのがイヤなだけです。
理想は上司が何も言わなくても、仕事がうまくまわるのがベストです。

一般の上司は「それなら自分はいなくてもいいのでは?」と思います。
これが自己肯定感の低さです。

優れた上司とは?

褒める

部下が自立すれば、上司はいらなくなります。
習いごともそうですが、弟子が成長し先生になるのがベストです。

一般の上司は「自分の存在価値がなくなる」と考えるのです。

いつまでも「自分がいないと。。」「自分がやらなきゃ。。」と思う人は
過保護すぎるということです。

あえて部下が成長・自立しないこと望んでなく、それが部下の成長をストップ
させてしまっているのです。

優れた上司は「自分が早く不要になること」を常に望み、それを目指します。

上司の仕事は部下に自分を乗り越えさせることなのだと思います。
自分も早くその理想の上司・ほめ上手になり、どんどん人を育てていきたい
と思う今日この頃でした。

この記事を書いた人

智志小林
  • 小林 智志 ( / )
  • 埼玉店のローリングKこと小林です。ローリングの所以とおり、毎日ぐるぐる回ってます。趣味はストレッチと酸素バーに通う事です。最近加圧トレーニングにて心も身体も鍛え中。一緒に働く同志求む。

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