『仕事』について考える。本音はみんな『仕事=生活=お金』なのか?

 別に今の仕事を辞めたいわけではないですよ!!

声を大にして私は言いたい!!

「別に今の仕事を辞めたいわけではないですよー」

だから怒らないでくださいね、上司の皆さま。寛大なこころでひとつお願いいたします。転職を3回した私は、ただ、ただ「仕事」ってなんだろうと思っただけなんです。

あらためて「仕事」って?

何気なく脳裏をかすめた「仕事」ということば。
よくよく考えてみるとその答えはなかなか見つからずとても厄介なもの。辞書的な意味は「職業や業務として、すること。また、職業」ですって・・・なんだかしっくりこない。本当にそれだけのことなの?

うーん。仕事で考えるからだめなのかな?では、「働く」で考えてみることにしてみましょう。

「働く」って何?再び辞書を引いてみると、「目的にかなう結果を生ずる行為・作用をする。仕事をする」とあった。

?????

「働く=目的にかなう結果を生ずる行為=仕事する」ということなの?

 人それぞれなんだろうけどね

ぶっちゃけると「生活のための仕事」、結局これなんだろうけどね。ただそれじゃー結論を急ぎ過ぎてませんかというお話で・・・

自分も例にもれず「仕事=生活=お金」の中で生きてるなっておもうんですよ。稼いだお金はストレス発散のために使ってるから・・・

「仕事=生活=お金⇒飲む・打つ・買う」となるんでしょうか。なんともお恥ずかしい限りで、どーもすみません。昭和の匂いがプンプンする43歳人生の方程式です。

でも「この仕事は私の天職です」って、笑みを浮かべて語る方々もいますよね。その人たちって自分とは何だか違うなっておもうんですよ。

この間テレビで観たんですよ

というのも、「この仕事は私の天職です」な方々の頑張っている姿を特集したテレビ番組を観たんですよね。そこでは、必死に働いている職人さんや企業戦士が次々と映し出されていて、その仕事に就いた経緯等を説明してるんですが、必死なんだけど誇らしげで、ひたむきに頑張っている姿に心打たれます。

ちょっと!ちょっと!話がちがいませんか?

その番組である職人が紹介され、その放映を黙々と観ていると、だんだん雲行きが怪しくなってきました。ちょっと前まで「仕事=天職」と仰っていたのに・・・今その職人さんは液晶画面のなかで、神妙な面持ちで「自分はこれしか出来ないから」とか「始めはつまんなくて」とか「つらくてつらくて」とか、後ろ向きなコメントのオンパレード。「なんですとー」と耳を疑ってしまいました。

でもその直後、続けてその職人さんはこう語ったのです。
「その仕事しかできないなら、どうせその仕事をするんだったら、その仕事とトコトン向き合おう」と・・・
「才能がないなら愚直にやるしかない」と・・・
そこに分岐点があるのかとハッとなりました。

考え方ひとつなんだけどね

向き合うかそっぽ向くか、立ち向かうか逃げ出すか、その違いなんだけど大きな違い。愚直に、ただ前に前に進んだその先に「仕事=天職」の境地があるんだなと、目からうろこの瞬間でした。

3回転職した私は、仕事と向き合う事が出来ず、2つの仕事から逃げ出して、今3つ目の仕事と格闘中です。対戦相手とのにらみ合い、向き合い、目線をそらさないようにして、愚直に前に前に一歩ずつ進んでおります。

「愚直にやるしかない」と気持ちを新たにした43歳の春でした。

この記事を書いた人

大樹青木
  • 青木 大樹 ( / )
  • 「初志貫徹」!!!とはいうものの壁にぶちあたる毎日に全身複雑骨折にて満身創痍。とほほ(涙)。でも人前では泣かない男の子だもん!!

青木大樹が書いた記事