第二の故郷、北海道。バイクとダンスホールにカルアミルク。そして忘れえぬ友との日々。

北海道へGO!

小樽港
小学生の頃放送されていた「北の国から」に憧れて北海道の大学に
進学を決めた高校3年生の夏、牧草地帯のツーリングを夢見て
中型免許を取得しました。

入学式前の春、京都舞鶴から出稿するフェリーに乗っていざ小樽港へ。

北海道を甘く見ていました・・・
夜明けについた港は粉雪が舞っていて路面は凍結、ホンダの250ccを
押してひたすら歩き、また歩き、札幌に到着したのが約6時間後。

学校の近くに借りたアパートの大家さんが雪まみれの私をびっくり顔で
迎えてくれたのを今でも覚えています。

待ちに待った夏休み、バイクの荷台に愛用の釣竿とシュラフをつんで
北海道1周ツーリンング旅行に出かけました。

道東から一路知床半島へ

到着したものの旅費が底をついきて、観光ホテルの敷地でかってに
野営をしていたところ、「お兄ちゃん、バイトしないかい?」と女中さん
らしきおばさんの神の声。

皿洗いと配膳支度の職を得て、大きなホテルで大忙しでしたが、
料理長さんがずいん可愛がってくれるので、そのまま1ヶ月滞在することに。

「また冬休みに遊びに来いよ~。スノーモービルにのっけてやっから」
と笑顔で送られ岐路に。

hokkaido

もうかれこれ30年位前になりますが・・・

当時の北海道は観光地として栄えており、「ススキノ」は大変賑わって
おりました。

繁華街のエリア分けがなく、1階にラーメン屋、居酒屋もあって上階は
ソープランドという雑居ビルに驚愕でした。

ススキノ

ディスコブーム全盛。ハリウッド映画の「カクテル」ではやったプールバー。
大学の友人と毎日のように繰り出したものです。

そのうちパブディスコでバイトするようになり、大学もそこそこ、すっかり
ススキノの住人に。いやあ、モテました。なんて誰も聞いてないですよね。

学生時代の日々というのは淡く不思議なものです。
友人達とのバカ楽しい日々、行き付けの居酒屋「一文銭」で夢を語り飲み
明かした夜。

初めてできた彼女をバイクの後ろに乗せて向かった函館の夜景。
浜田省吾、尾崎豊、佐野元春。

カルアミルクを片手にスタイルカウンシルも聞きまくったなあ。
そして就職を向かえ訪れる別れ。

目を閉じるとつい昨日のような映像が浮かびます。

ドラえもんのタイムマシンで戻って「おーい、そっちだめだぞー」と
自分言っってやりたいものです。

久しく札幌にもいってませんが、私にとって第二の故郷のような街。
今年の冬は、嫁サービスもかねて・・・北海道へGO!

もうぜったいバイクでは行きませんけれど。

この記事を書いた人

やまも
  • やまも ( / )
  • タレントのマネジメント業から転職、ドライバースタッフを経て、入社5年目の店長就任。新たな気持で取り組んでいます。チャンスはここにあります!横浜で一緒に夢を語りましょう。

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