【目標達成への道】自身の状況を客観的に把握する≪○○○化≫とは？

オーラ、セニョール！人材開発部のゴンザレスです。
突然ですが、皆さんには「目標」がありますか？
ダイエットしたい、お金持ちになりたい、恋人を作りたい・・・等々。簡単に達成できそうな「小さな目標」から、ほぼ達成不可能だと思われる「大きな目標」まで、皆さん大なり小なり様々な目標をお持ちかと思います。
さて、今回の記事では、何かしからの「目標」を達成したいと考えている方へ、「目標達成」のコツの一つである「見える化」のテクニックをご紹介します。

-10kgのダイエットを目標とするならば・・・

例えば、「1年で-10kgのダイエット」を目標としている方がいたとすると・・・「見える化」できるものとは、一体どのようなことでしょうか？

私がもし実践するとしたら、下記のことを「見える化」します。

• 体重
• 体脂肪率
• 運動した記録（例えば、○月○日　腹筋50回、腕立て10回×3セット、ストレッチ10分間）
• 食事の内容と量（例えば、朝：パン1枚、ゆで卵1個、昼：生姜焼き定食、夜：ハンバーグ、サラダ、ご飯半分）

そう、昔流行った「レコーディングダイエット」も、実はこの「見える化」をしているだけなんですね。

「見える化」することで・・・

さて、「見える化」することによって、なぜダイエットが成功するのでしょうか。

それは「見える化」することにより、どれくらい目標に近付いているのか（or離れているのか）が、客観的に測れるようになるからです。

それぞれの項目について日々記録をとることで、体重・体脂肪率・運動・食事などのダイエットに影響を及ぼす要因に対して「意識」が向くようになります。

「意識」が向くということは、ランチの時に定食屋で注文する際、ついつい「ご飯大盛り」と言ってしまうのを防げる可能性があるということです。

もちろん「意識」が向くだけで実際の「行動」が100％変わるのかといったら、そうではありませんが、意識が向くことで目標達成に近づくための「行動」が取りやすくなるのは間違いありません。

では、ダイエット以外の目標では、どのように「見える化」を活用できるでしょうか。

資格の勉強で「見える化」すると・・・

どのような資格であっても同じです。勉強時間やボリュームの差はあったとしても、どこそこのテキストと問題集を理解できていれば、ほぼ「合格」は間違いないといった基準があるものです。

どの程度の知識量をインプットして、どの程度のアウトプットができればいいのか、今やネットでいくらでも情報は集まります。

そこで、この資格の勉強についてどのような内容を「見える化」したらよいでしょうか？

• 学習内容（テキストp120-125、問題集p.5-7）
• 学習時間（○月○日 120分）
• 進捗度（合格するまでに必要な学習内容と学習時間を100％として現時点で○％まで達成しているのか）
• 過去問、模擬試験の点数の推移（○月○日 2014年過去問75点、○月○日 2015年過去問83点・・・）

なお、資格試験であれば、試験日は予め決まっているでしょうから、残りの日数から逆算して、今のペースで学習していれば問題ないのか、それとも今よりもペースを上げなければならないのか、そういった状態が把握できます。

仮に「見える化」しないと、何をどこまでやったらいいのかわからない、やみくもに勉強しているだけで、現在どれくらいのところにいるのかわからない状態になってしまいます。

マラソン大会で例えると・・・

マラソン大会で例えるならば、ゴール地点はわかっているんだけど、ゴールまでの距離がトータルでどのくらいあるのか、今はいったいどこを走っているのか、この場所からゴールまであとどのくらい走ればいいのか、それらの情報が全くないまま、とりあえず走っている状態ということです。（こんなマラソン大会、普通の選手なら出場したくありません・・・）

つまり「見える化」しないままで走り出してしまうと・・・例えば、ウサイン・ボルト並みのスピードで、一生懸命走っているんだけど、ゴールとは全く反対の方向に走っていた、なんてことになりかねません。

いかがでしたでしょうか？

あなたも、何か「目標」を達成したいのであれば、まずは「見える化」をしてみて下さい。そこから「目標達成」への道は始まります！

それでは、あなたと面接でお会いできるのを楽しみにしております！
人材開発部のゴンザレスでした！アディオース！