インドネシアでエンカウント出来る現代のドラゴンを見てきたお話④~決戦!コモドドラゴン!…アレは万国共通編~

こんにちは、モツケンです。いやぁ、ドラクエ11はいいお話でしたね。まさかエンディング後に〇〇が××って△△△△が□□□るとは・・・エンディングまでも80時間かかったというのに、その後からが本編と言っても過言ではない内容でした。ぐぬぬ、ネタバレ過ぎて何も話せませんが、とにかく流石ドラクエ。国民的RPGといった内容で面白いのに飾りすぎない、疲れないゲームの作りが飽きさせない。安心して人にオススメできるゲームです。PS4か3DSがあったら是非あなたも勇者始めてみないっすか!

コモド島の奥深くへ

さてさて、ようやくコモド島に足を踏み入れた僕のほうのコモドドラゴンクエストですが、Tシャツに木の棒という不安しかない伝説の装備を纏った自称レンジャーのタゲ取りおじさん(ターゲットを取るおじさん)を前衛としつつ、我々異邦人パーティーはコモド島の奥へと歩みを進めることとなっていたのでした。

そうそう、コモド島のツアーなのですが、サファリパークのように車で移動とかそういう便利なアレではなく、ガイドさんの先導のまま、徒歩でむきだしの自然の生息圏内を歩いて探すスタイルなのです。

もちろんドラゴンさん達は放し飼いどころか、普通にそのへんに生息しているので、足元の草むらにいる可能性すらままあるという。

ここまで書いて、今までコモドドラゴンが大体どういう生き物なのかという点について、あまり記載がなかったように思いますので、wikipediaさんから抜粋致します。

【コモドオオトカゲ(コモドドラゴン) 有鱗目オオトカゲ科オオトカゲ属】

  • 平均全長全長200-300cm、体重約70kg。頑丈な体型をしており、雌よりも雄のほうが大型。
  • 分布域には数万年前まで肩高150センチメートルのゾウが分布していたため、それらを捕食するために大型化したとする説もある。
  • 主にイノシシやシカ・野生化したスイギュウ・ヤギなどのウシ科などの大型哺乳類を食べる。人間も襲われる事がある
  • 獲物を待ち伏せ、通りかかった獲物を捕食する
  • ノコギリ状の歯には毒があり、血液の凝固を妨げて失血によるショック状態を引き起こす
  • 嗅覚は発達し、4キロメートル先にある動物の死骸の匂いも察知することもできる
  • 成体も木に登る事もある

YABAAAAAAAAAAAAAAI

全長2~3mもあるトカゲじゃあ、そりゃドラゴンとも言われるわけですよ。ヒグマなどのように好戦的なわけではないようですが、人間にも十分被害は出かねない生き物でして。

僕はこのトカゲがYABAI生物である事は理解しつつも、ファンタジー気分でこの島まで来たわけですが、前回の英語の解説全然わからへん事件と、レンジャーのおっさんのあまりにも頼りないスタイルに、本当に無事に済ませられるのかコレ、とビビッてしまい、いざ足を踏み入れる段階では、なかなかの脂汗をかきながら随行することになってしまいました。

ロシア人くんも、ややビビッているようで、カップルに至ってはいわずもがなでしたので、僕がチキンであったわけではないのは念押ししておきたい!!

村を我が物顔で歩き回るドラゴン

コモド島の自然の森や丘を、おっさんについて回りながら歩く事しばし。

おっさんは装備こそ軽いのですが、それなりにレンジャーはレンジャーなようで、何もなさそうなところで時折「スタァップ!」と我々を止めては、一人で先行して危険がないか調べてきているようなので、一応ちゃんとお仕事の出来る方でした。

まあおっさんに待たされてる間も、横の茂みからトカゲが出てくるんじゃないかと、残されるほうも気が気ではなかったのですが・・・最早おっさんがいないと不安。この場、この環境では『おっさん is GOD』。

風や木々の擦れ音も「いるんじゃないか」と疑心暗鬼になって怖いのなんの。

そんなおっさんや我々の警戒をあざ笑ってでもいるのか、コモドドラゴンは姿を見せず。「これが前に使っていたであろう巣穴だな」「これが足跡だな」みたいな、過去にいたらしい形跡しか見つからず、雄大な自然の中をトレッキングすること1時間少々。

・・・結局ドラゴンは現れずじまいでした・・・川口浩の探検隊かよ。

野生にエンカウントできず、盛大に肩透かしを食らった我々でしたが、おっさんが村のほうに行けばいるというので、島内の村まで行ってみる事に。

村の建物は古代日本の高床式のような、高い位置に入口のある家ばかりが建っていましたが、その床下を見てみると・・・いたー!!!

2~3mのでっかいトカゲがそれこそ6、7体と、うじゃうじゃ群れておりました。

ガタイがガタイなので結構おそろしい光景だったのですが、爬虫類ですので、日中は動くのが苦手なようです。どうも冷暗所が居心地がいいのか、家の軒下に集まる習性があるようなのでした。

村内はそんなトカゲだまりばかりで、時々連中もそこから這い出てきてはノシノシ歩き回る(しかも体長がこれだけあると、ノシノシ歩きでも速いんですよ・・・)ので、うかつに散歩もできんような気がするのですが、流石原住民の方々は環境に慣れてらっしゃるようで、特に気にした様子もありませんでした。

これが共生ってやつなのですね。年に1人2人被害が出てるらしいですけれども・・・モガガ、、、

好きなように闊歩するトカゲを、上手いこと写真に収めようと四苦八苦する我々観光客だったのですが、先述したようにでかい=速いため、迂闊に距離をつめると、突然襲い掛かられそうで怖いのなんの。

最後の最後でドラゴンの真の恐ろしさを知った!?

ツレのロシア人と、概ね安全であろうトカゲのバックショットを狙っていたのですが、カメラに収めようとしていたその個体は、おもむろに僕らに尻を向けたかと思うと、「バブリ」と強烈な音と臭気を放ちつつ、大質量の茶色いアレを僕らの前に巻き散らかして去って行きました。

僕ら爆笑。たぶんこの旅で一番大爆笑した瞬間でした。あー、ドラゴンもウ○コするんだとか、臭いものネタは国境を越えて笑えるんだなとか、色々な思いがよぎりましたね。

コモドドラゴンを探す旅は、こうしてまさかのク〇ネタで締めくくられることとなってしまったのでした。ヒドイ!

コモド島は若干行きづらい場所にあるのですが、ツアーもマイナーではないですし、行ってよかったと思える旅した感もありましたので、インドネシア方面・バリ島方面に旅行されることがありましたら、是非、オススメのスポットでございます。

以上、コモドのお話を長々モツケンがお送り致しました。

この記事を書いた人

モツケン
  • モツケン ( / )
  • 埼玉エリア新人のモツケンです。入社後一人前を目指して日々、格闘しております。入社後も実感出来るほど、良い意味でこの業界らしくないクリーンな職場です。仕事も家庭も重視する貴方は是非!

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