【勝つための施策】突然ですが競馬って儲かると思いますか?~その2~

夢見る乙女グループ男性求人ブログをご覧いただきました貴方へ。こんにちは、マーケティング事業部所属の山口良二です。
前回の記事『【クリーンなギャンブル】突然ですが競馬って儲かると思いますか?~その1~』では、競馬に関する基礎知識を書きました。今回からいよいよ(?)本題です。

競馬って儲かるの?の結論

結論から先に言ってしまうと、儲かります。ただし、残念ながらといいますか「楽して儲かる」は不可能です。

実は昔、数年ほど継続して儲かっていた時期がありまして、その時に何をしていたかを今回は書いてみます。

競馬で儲かるためにやっていたこと

基本的には「データ収集」と「データ分析」です。
競走馬の特性というのはさまざまで、

  • 血統による距離適性・馬場適正
  • 歩様によるコース特性
  • タイプによる展開・タイム適正
  • 追い切りのタイム
  • 手前を変えられたかどうか

まだまだたくさんあったと思いますが、これらについて1000頭以上のデータを収集していました。上記の内のいくつかについて説明したいと思います。

血統適正

競走馬に限らず犬などでも「血統書」という言葉は認知されていますが、競走馬の場合は血統によって特性が決まってくるケースが多いです。

例えば「ダートが得意」「芝が得意」「短距離向け」「長距離向け」などなどです。

歩様によるコース特性

前回の記事で各競馬場について記載しましたが、それぞれに特徴があります。

例えば、府中競馬場は直線がとても長く、ゴール前に坂もある。
中山競馬場は直線はやや短いが、ゴール前に急な坂がある。
福島競馬場は、直線が短く平坦。

また、これだけではなく厳密に言えば芝の長さによるパワー型orスピード型の有利不利や、開催日からの経過日数などによる、芝の痛み度なども考えないといけないのです。

追い切りのタイム

競走馬は、毎週水曜日または木曜日に、追い切りといわれる調教を行います。その時のタイムが公開されるのですが、これも競走馬の調子などの指針になります。

ただし、単純に相対的に早ければ良いというわけでもなく、その時の調教の追いの強さ(騎手が目一杯追っているor軽めにしている)、また、調教だと速く走るがレースだとそうでもないという競走馬もいたり・・・単純ではありません。

手前を変えられたかどうか

競走馬は4本足なので、前足も後ろ足も交互に掻き込むわけですが、レーススタート~と最後の直線で掻き込む足の順番を変えることを「手前を変える」と言います。

前走で凡走していた競走馬が、実は手前をうまく変えられずに直線失速したという情報はとても大切で、ちゃんと手前を変えられると激走する、などということもあります(逆もあります)。

まとめ

このように、ちょっと馬券を購入してたまたま儲かったというのは、まさに「ラッキー」でしかありません。しっかり儲かるためには、何事も相応以上の労力や知識が必要なのでした・・・

※時折「一瞬で数百万円に!」などという広告に出会うこともあるかもしれませんが、騙されないようにお気を付けください。

この記事を書いた人

良二山口
  • 山口 良二 ( )
  • グループが創設される前からIT畑に根を生やしつつ、各種業務の仕組化や効率化を率先して設計しております。「ありがとう」と言われることを積み重ねられる仕事環境にはやりがいが溢れています。

山口良二が書いた記事