【地味に地獄な腱鞘炎】動かしても痛いし、歯磨きでも痛いし、何をしても痛いです

今まで・・・いろいろな怪我をしてきましたが・・・今回初めて腱鞘炎という地味に痛いものを発症してしまいました。原因は自分でなんとなくわかっていますが・・・今回はその腱鞘炎について書かせていただきます。

【そもそも腱鞘炎とは】

腱(けん)と腱鞘(けんしょう)の間に起こった炎症のこと。手首から指先にかけてに腱と腱鞘という組織があります。指を曲げ伸ばしするときは、腱鞘(トンネルみたいなもの)の中で腱が往復運動しているそうです。その際に繰り返される摩擦が炎症を起こしてしまうのだとか。

主に指の腱鞘炎「バネ指」と、手首の腱鞘炎「ドケルバン病(狭窄性腱鞘炎)」がございます。

【バネ指】

指の腱鞘炎が進行すると、指が”カクン”とはねる「バネ指」という症状が起こる場合があります。

腱鞘が狭くなって腱の通りが悪くなり、摩擦によって腱に炎症が生じて腫れてしまいます。すると腫れた腱の部分が腱鞘に引っかかり、スムーズに曲げたり伸ばしたりができなくなります。

さらに、指が動かしにくいため、指を動かそうと強い力を加えてしまいます。そのときに腱の腫れた部分が”カクン”とはねるように腱鞘を通過するので、バネ指と呼ばれています。

【ドケルバン病(狭窄性腱鞘炎)】

指ではなく手首の親指側で起こる腱鞘炎を「ドケルバン病」といいます。

今回、自分がなったのはこの、「ドケルバン病」です。

親指を広げたり、反らしたり、動かしたりすると強い痛みが出ます。モノを持っても痛いし、動かしても痛いし、シャワーや歯磨きでも痛いし、ポケットに手を突っ込んでも痛いし、何をしても痛いです(._.)

なんでこんなに痛くなるのかと言うと、手首の母指側にある腱鞘(手背第一コンパートメント)と、そこを通過する腱に炎症が起こった状態だからだそうです。腱鞘の部分で腱の動きがスムーズでなくなり、手首の母指側が痛み、腫れてしまいます。母指を広げたり、動かしたりすると、この場所に強い疼痛が走ります。

【原因】

妊娠出産期の女性や更年期の女性、手の使いすぎ、スポーツや指を良く使う仕事の人に多いのが特徴です。

今回、自分が腱鞘炎になった原因は、「手の使いすぎ」ではないんです。単純にベンチプレスをやっていて、自分の限界以上の重量を扱おうと無茶苦茶なフォームで何度も重いものを持ち上げたのが原因になります。

なので自業自得ですが・・・でも痛いし、筋トレもできないしで地獄です。

【治療】

安静、投薬、腱鞘内ステロイド注射(特にトリアムシノロンは有効)などですが、最悪だと手術することもあるようです。ほとんどの場合、1カ月以上痛みが続きます。

今回はあまりに痛かったのでブログで愚痴らせていただきました・・・皆さんも気をつけてください。

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