続【末は博士か大臣か、または超能力者か?】幼少期に輝いた子ほど年をとると平凡に?

むかーしむかし、かの法師様も書いたと言うブログを、今回も徒然なるままに!というわけで、今回のテーマはこれ⇒【末は博士か大臣か、または超能力者か?】!!の続き!

スプーン曲げに人々が歓声をあげていた時代

正直続編にしなくても良かったのですが、大人の都合により、「少年ジャンプ」でおなじみの時間稼ぎ、またはページ稼ぎの手法を私もとってみました。気になる人は前回からご覧ください。

ざっくり前回のあらすじですが、聡明で利発であった幼少期は神童と呼ばれ、親戚界隈では「末は博士か大臣か」などともてはやされておりました私に、新たな力が目覚めたというお話でした。

「ユリ・ゲラー」のスプーン曲げに人々が歓声をあげていた時代、「Mr.マリック」が超能力者を自称するよりも前、神から私に「奇蹟のパワー」が与えられたのです。

奇蹟のパワー①お気に入りのレストランが突然…

私が子供の頃、日曜日の午後は親子でデパートのレストランに行ってご飯を食べるというのが楽しみでした。

近所にはイトー〇ーカドーがあり、レストラン「ファ〇ール」で、お子様ランチや、背伸びしてちょっと辛めのカレーライスを食べるのが大好きでした。

そんなある日、いつも通り活気に溢れるイトー〇ーカドー店内、入り口を抜け視界に入る青果売り場、そこでは新鮮な野菜や果物を求め、地域のお母さんたちが自分の目利きを信じて選び抜いた野菜たちを買い物カゴに入れている。

その先に見えるレストラン「ファ〇ール」の看板、でも何かがおかしい。看板の下には本来なら大きなガラスがあり、その先では幾多の家族が庶民的な料理に舌包みを打っている光景が広がっているはずなのに、それが見えない。

ガラスの前は何か幕みたいなもので覆われ、中から「バタン」「ドカン」「ズガン」というけたたましい音が鳴っている。

しばらく眺めていると、幸せの象徴であったレストラン「ファ〇ール」の看板まで取り外されました。その状況をただ見ていることしかできず、呆然としているところでハッと我にかえりました。

それが夢だったのか、幻だったのか、なんだったのか今では記憶も薄れてしまいましたが、その数日後、私は同じ光景を目の当たりにしたのです。ハッキリ今でも覚えています。

奇蹟のパワー②枕もとでみたものは…

40数年、年月を重ねると悲しい出来事もたくさん経験してまいります。そして悲しい別れも・・・

私は早いうちに祖父母を亡くしており、人が亡くなるというのが、どういうものなのか身をもって体験しております。

危篤状態となり、今日明日が・・・なんて状況になると、落ち着かず、モヤモヤした気持ちになってきます。孫だった私ですらそうなのですから、両親は私が想像もつかないような焦りや、悲しみ、諦め、そのほかにもいろいろな感情が入り混じった気持ちでいっぱいだったに違いありません。

私が不思議な体験をしたのは、祖父母を亡くしてから数年が経ったのちのことでした。

季節は春が過ぎようとする頃、さほど寝苦しくもない夜も更け、深い眠りにつくかつかないかというところで、部屋に差し込んでくる月明かりが瞼を刺激し眠りを妨げてくる。その時、私の周りで何かの気配を感じました。

よくある幽霊の類ではないことは、直感でなんとなくわかりました。その気配は何か話すわけでもなく、穏やかでただそこにいるだけという風でした。

徐々に私の意識がはっきりしてくる中、、眠気の覚めた視界が何か丸い物体をとらえました。それは人ではなく丸くて毛に覆われた何かでした。そこから先のことは良く覚えていません。

でも、その翌朝のことは今でも忘れません。幼少期から大切に育てていたウサギのピーちゃんが、飼育カゴの中で冷たくなっていたのですから。

私が枕もとでみたものは・・・ピーちゃんだったのでしょうか?


この2つの出来事を周囲の大人に話しても信じてはもらえませんでしたが、幼かった私にはこの出来事は余りにも大きく、自分はみんなとは違う力を持っていると感じました。子供なりの表現でいえば、ウル〇ラマンに近い存在になってしまったと、真剣に考えていたのを憶えています。

もちろん、奇跡の力はそれっきりでウル〇ラマンはもちろん、超能力者にもなっておりません。

幼少期に輝ききってしまった私は、年齢を経るごとに平々凡々となり、今では3分どころか、12時間以上戦えるサラリーマンとして奮闘しております。

でも、あの時の体験はなんだったのでしょうね。「予知夢?」「正夢?」・・・不思議な出来事でした。

おっとこんな時間だ。これから人に遭わなければいけませんので、この続きは、また気が向きましたら書きたいと思います。

この記事を書いた人

大樹青木
  • 青木 大樹 ( / )
  • 「初志貫徹」!!!とはいうものの壁にぶちあたる毎日に全身複雑骨折にて満身創痍。とほほ(涙)。でも人前では泣かない男の子だもん!!

青木大樹が書いた記事