【80’S】ススキノバイト天国~北国美少女に乾杯!PARTⅠ~

横浜エリア、店長のやまもです。前回も綴らせていいただきましたが、北海道で過ごした学生時代。バイク旅行や釣り三昧にバンド活動と青春時代を謳歌しておりました。

居酒屋バイトのつもりがディスコの黒服に!?

札幌の歓楽街と言えばススキノ。当時は大変な賑わいで、活気にあふれる夜の街。一階はラーメン屋でソープが三階、居酒屋の上にヘルスといった雑居ビルに驚愕したのを思い出します。

ディスコブーム全盛の80年代。「釈迦曼荼羅」「マハラジャ」とユーロビートが流れる大箱のダンスフロアには若者が溢れていました。ホストクラブは今ほどブームではなく、夜の花形はディスコの黒服ウェイター。前述の人気ディスコの黒服にはちょっとしたファンクラブがあるほど。

バンド活動と生活費にと始めたアルバイト。居酒屋の募集で行った面接だったのですが、グループ店のディスコで採用されることに。後でわかりましたが歴史ある人気店で、小さめハコでしたが連日、ダンス好き、ナンパ目的の若者で賑わっていました。

黒服のお仕事

入場料が女子は700円、男子は1,500円。安くして女の子を集めておけば、男子は勝手に来るという手法で、開店前の街角での割引券配りから仕事が始まります。地下鉄の改札からススキノに向かうアーケイドの入口がスポットになっており、各店の黒服達が立ち並びます。

マハラジャはつなぎのかっこいい制服で、いつも4,5人チームで登場し、ナンバーワンの周りを女の子達が囲んでキャッキャと大人気です。人出不足の私の店は私服で1人か2人で配ります。ちょっと分が悪いのですが、可愛い子たちを見つけてはアピールです。

店に戻り開店の支度、DJが選曲試聴で新曲を流す中、リズムに乗ってちょっとしたチャーム作りや、ビール樽のセットと大忙しです。

けっこう渡した割引券を持って来てくれるもので、「さっき会ったでしょ!」と見覚えのある二人連れが笑顔で登場です。「ありがと一杯おごるね!」てな感じです。

店員目当ての女の子をキープしていくというのも仕事で、仲良くなって電話番号聞いたり、テーブルでビールを頂いたり。当時は携帯電話がなく家電でしたが。上下関係や仕事に厳しい店長でしたが、だんだん自分のお客さんも増えて、先輩ウェイターやDJの人にも少しずつ認められるように。

ダンスフロアで踊るアイドル顔負けの美少女

パブディスコと言われるジャンルのお店でちょっとしたホストクラブみたいなところもあったのでしょうか。店をハネた後、閉店まで待ってた女の子達とアフターに行ったりもします。

「手を出したら来なくなるから、絶対禁止」というのが店の鉄則でした。一人で毎晩のように来るアイドル顔負けの美少女。ダンスフロアで踊る彼女は眩しく、男子達の視線を集めていました。何人もが声をかけますが相手にはぜず、閉店まで踊っては帰って行きます。

めずらしくカウンターで飲んでる彼女に「今日は踊らないの?」「うん、ちょっと。相談に乗ってくれないかなあ?」「じゃあハネたら飯でも行こうか」「やったぁ!嬉しい」という展開に・・・

続きは次回のブログにて。

 

この記事を書いた人

やまも
  • やまも ( / )
  • タレントのマネジメント業から転職、ドライバースタッフを経て、入社5年目の店長就任。新たな気持で取り組んでいます。チャンスはここにあります!横浜で一緒に夢を語りましょう。

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