【Fate/Grand order】月商80億を叩きだすFGOで人理の危機か財布の危機か～PART2～

北斎ちゃんピックアップまだかー！正月まで待ってられんぞォー！
こんにちはこんばんは、モツケンです。前回に引き続き、『Fate/Grand order』のお話をさせて頂きます！

ソーシャルゲームでは異例の良シナリオ

前回、初期はクソゲーでありながらも、頭のおかしい売上を出すまでにのし上がってきたところまで語りましたが、果たしてそれはなぜなのでしょうか。月商80億って、風俗業界でも無理ゲーですよ無理ゲー。

ここまでの売上になったのは、根強い原作人気が根底にあるのも否めないのですが、叩かれながらも、それなりに快適に遊べるようになったアップデートと、やはり他のソーシャルゲームに類を見ない「シナリオの良さ」があるからでしょう。

メインとなるシナリオにせよ、イベントの季節限定シナリオにせよ、『FGO』は元がノベルゲームだっただけあって、シナリオを描くライター力が飛びぬけてよろしいのです。単純に「読んでいて面白い」!!

面白いシナリオを読んでいると、登場するキャラクター群に感情移入してしまい、ただのイラスト、ただの創作登場人物だったはずのキャラクター達を「使いたい！」「自分のカルデア（拠点のようなものです）に呼びたい！！」「俺の嫁にしたい！！！」etc・・・好感を抱くようになってしまうんですよね・・・

思わず課金してしまう仕組み

僕が以前見たわかりやすい例の1つなのですが、『ターミネーター2』という映画があります。映画をご覧になった方なら、よくおわかりかと思いますが、ただのプログラムながらも主人公を救うために身を粉にして戦ったシュワちゃんターミネーターは、主人公と絆を育み、人間的な仕草も覚えて、ラストシーンで主人公に教えてもらったグッドサインをしながら溶鉱炉に沈んでいきます。感動しますよね。

そうしてターミネーターの最後が深く胸に刻まれた後に、ゲーム中ではこんなピックアップガチャがあるわけですよ。

≪ターミネーター限定ピックアップ召喚≫

あのターミネーターが再び自分の味方として使える！！（※ガチャで引ければ）うおおおおおお！！！

・・・なんだかこう書くと、ちょっと安っぽくなってしまったターミネーター続編のようですが、この理論により重課金に走ってしまったユーザーはかなりの数にのぼるかと思うのですよね。

「ターミネーターは俺が幸せにするんだ！！」という恋心？親心？のような気持ちは、ゲームが楽しいとか程度の感情を越えてしまうのですよね・・・

また、『FGO』の特徴として、最高レアリティのキャラの排出率が他のゲームよりかなり悪いという点もあります。（大体のソシャゲは最高レア3%程度ですが、『FGO』は1%）

キャラは欲しいのに出ない。課金しても出ない。この繰り返しが人を必要以上の課金へと走らせてしまうのでしょう。非常に上手い仕組みです。

なにかうちの業界にも転用できないもんかなぁとも思いますが、一過性の商売すぎる気もするのだよなぁ・・・近々規制されそうだし・・・

自制さえ出来れば無課金でもOK

こう書いていると無課金ではとても遊べないような感じもありますが、3年も経つのに初期に実装されたキャラクターが時代遅れになってません。非常にバランス面を考えられたゲームではあるので、ちゃんと自制さえ出来れば、無課金でもゲーム的には全く問題ありません。自制できれば。できれば。

わたくしも月々の小遣いのいくばくかを吸収されておりますので、人に勧めるのは心苦しいところもあるのですが、このようにハマりこんでしまう魅力のあるゲームなので、ヒマを持て余した方は、ぜひ埼玉に来て一緒にソシャゲの話をしましょう。（強引な求人要素）

といいますか、埼玉エリアにはグラブラーやモンストマンはいるんですが、FGOマスターがいないんですよ！『FGO』の話が出来ないんじゃ！！千葉の人、異動してきてくださいよ！！

夢見る乙女グループはカルデアのマスターを熱く募集しております。