【諸葛亮孔明の出師の表PART2】上に立つ人間の心得を説いた孔明の言葉

どうも~、不人気ブロガー大田でございます(ー_ー)!!

実はリフレッシュにも最適な『出師の表』

書いてある内容がマニアック過ぎて、周囲からの『意味わかんない』という多数の声にも負けず、今回も『出師の表』PART2でございますm(__)m

『出師の表』は仕事に行き詰まったり、自分自身が思い描く通りに人生がうまく進まなかった際、リフレッシュした気分で物事に取り組むために、稀に読み返したりしております。

決して、自分自身が諸葛亮孔明などと奢っているわけではありませんことお含みおきくださいw

『出師の表』の言わんとすること

◆出師の表 現代訳◆

陛下におかれましては、よく臣下の言葉をお聞きになり、忠義にもとづく諫言には、どうか道を閉ざされませぬようなされませ。
宮廷(にいる陛下の近臣)と丞相府(に残る亮の部下)とは一体であります。
善を賞し悪を罰することにおいては、(宮廷と丞相府とで)違いがあってはなりません。
もし悪事を行い罪を犯す者、あるいは忠義善良な者には、役人に命じて、刑罰や褒賞を決めさせ、公平正明な政治を天下に明らかにされるのがよろしいでしょう。
賢臣に親しく接し小人を遠ざけたことが前漢の興隆した原因でありますし、小人に親しく接し賢臣を遠ざけたことこそ、後漢が国を傾け衰退した原因であります。
私はもと無位無冠の平民で、南陽において田を耕し、この乱世にあっては命をまっとうできればいいと、諸侯に仕えての名誉栄達を求めてきませんでした。
先帝は私が卑しい身分であるにもかかわらず、わざわざ高貴な身をお曲げになり、そまつな私の家を三度も訪れになり、当時の政治・社会的な情勢とそれへの対策についてお尋ねになりました。
これがために感激し、先帝のために身を捧げ奔走することになったのです。

前回の『【諸葛亮孔明の出師の表】これを読んで涙を流さない者は忠臣にあらず』をご覧になっておられない方にとっては、意味不明かと思いますが、、、

当時、丞相(君主を補佐した最高位の官吏、現代日本で総理大臣に近い)だった孔明の『蜀』は周囲を強国に囲まれ、滅亡寸前!皇帝である「劉禅」は常にビビりまくりでですが、

『安心して下さい、皆でお守りいたしますよ!』

と勇気づけているんですね^^

今はピンチだけどと少し脅してはいますが、民衆も、官吏もしっかり仕事に前向きに取り組んでいます!それは、先帝(孔明が直接口説かれた前の皇帝)の偉大な徳があるからなのです。と最終的に結ばれています。

孔明自らが出陣するにあたって、やはり心配ごとが多かったのでしょう。まだ無知な劉禅が良くも悪くも他人の色に染まる可能性があり、変な人物を気に入ると、宮中が乱れ、戦争どころではなくなってしまいます。

そこで、孔明は人を用いる時には、好き嫌い、エコひいきをしない事、賞罰は公平にして人によって差異が出てはいけないと書いているのです。

自分自身に当てはめて考えてみると・・・

自分自身に当てはめて、まだ右も左もわからないこんな私を、採用即日入寮という高待遇で持って迎えてもらい、まさに『三顧の礼』的な感じで入社したことを今でも鮮明に覚えております!

すこし強引なまとめになるかもしれませんが、長期的な展望を踏まえ、上司のことを考え、また部下のことも考えられる、そんな『諸葛亮公明』に私はなりたい!

と思っている大田なのでしたm(__)m

この記事を書いた人

宏大田
  • 大田 宏 ( / )
  • 東京の気候に慣れない生粋の道産子!?です!座右の銘は「目前に急務があるわけだから、まずそれを片付けよう。夕食の用意ができてもいないのに、明日の朝食について論じても始まらない」

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